チュッと軽くオデコにキスをして、それは甘く甘く告げた。


「う……うん//////」


オデコを押さえて真っ赤になって恥ずかしがる紀右が、カワイくて仕方ない。


暫く癒しの天然少女をジッと見つめていたけど………アレ?


「紀右、なんかお前怒ってないか……?」


段々紀右の周りのオーラが、黒くなってきた事に気づいた。


えっ?えっ?なんで?


「紀右……どうしてお前怒ってんだ?オレが原因なのか?」


慌てて怒りの理由を問いかけても、紀右はブーーーッとホッペを膨らませてスネるだけ。


オレは完全にお手上げ状態。