光ったのはいつも楓が付けているダテメガネ。


そのメガネは今、楓の手元で太陽の光を浴び、キラキラ光っていた。


手元……?


「ち、ちょっと……楓!?」


私はあまりの衝撃に、皆の前で思いっきり楓を呼び捨てにしてしまった。


だ…だって楓……


ダテメガネ取ってるんだもん………っ!!


「「「ハッ?」」」


楓の素顔を見た3人は、全員ポカーンとマヌケ面。


「え?アレ…十六夜君?」


「メチャクチャカッコ良くない?」


他の接客係やお客さん達も、楓の変身っプリに固まっていた。


「紀右」


「は!?」