どうしよう。


つり合うか分からなくて、自分の気持ち伝える事から逃げまくってたのに……


「にしても紀右、ウェイトレス姿似合うな。でもスカート丈短過ぎねぇ?」


「私も思ってるから、言わなくていいよ」


私、幹居 紀右―――…とうとう十六夜 楓君の彼女になってしまいましたっ!!


「ああもうチクショー、そんな格好してたら他の男に目つけられちまうじゃねぇか…誰だ紀右の衣装デザインしたの……」


私のメイドチックなウェイトレスの服が気に食わないのか、楓が眉間にシワを寄せて唸ってる。


そんな心配しなくても大丈夫なのに。