ああ、ヤバイヤバイ。


そんなにカワイイ甘い声出されたら、途中で止められないじゃねぇか。


「紀右…カワイイ」


オレは完璧に暴走して、何度も唇を重ねた。


暫く経ってやっとキスを終わらすと、紀右はハァハァ息を切らしてオレの胸に倒れかかって来た。


「もっ……バカ!!楓、キス長過ぎっ!!//////」


怒ってベシベシとオレの腕を叩く紀右。


だけど最高に幸せな今のオレには、こんなの何とも無い。


「痛いんだけど……彼女さん?」


ニヤリと笑いながら言うと、紀右は途端に大人しくなった。


やっぱりカワイイ……