真っ赤になりつつも、必死に楓との関係性を訴える私。
楓の名前を聞いた瞬間、千梨さんは今度は目と一緒に口も大きく開けた。
「マジ?君があの十六夜 楓君!?」
「……そうですけど」
「ウッワーーー会えて嬉しいわぁ!!あっ、オレ紀右ちゃんの姉の彼氏の沖津 千梨!!こっちは妹の乃唖で、君等と同い年だよ」
興奮気味の千梨さんは、ヒョイッと乃唖ちゃんを楓の前へ。
しかし楓はしかめっ面で、私の耳元に囁いた。
「なぁ………なんで幹居先輩も綾芽さんも沖津さんも、皆オレと初めて会うと“あの!?”って驚くんだ?紀右」
楓の名前を聞いた瞬間、千梨さんは今度は目と一緒に口も大きく開けた。
「マジ?君があの十六夜 楓君!?」
「……そうですけど」
「ウッワーーー会えて嬉しいわぁ!!あっ、オレ紀右ちゃんの姉の彼氏の沖津 千梨!!こっちは妹の乃唖で、君等と同い年だよ」
興奮気味の千梨さんは、ヒョイッと乃唖ちゃんを楓の前へ。
しかし楓はしかめっ面で、私の耳元に囁いた。
「なぁ………なんで幹居先輩も綾芽さんも沖津さんも、皆オレと初めて会うと“あの!?”って驚くんだ?紀右」



