寧央も弥紗も桑村君も荒井君も、それに楓も不思議そうだったけど、皆各自自分の作業へ。


その内メニュー表作りが終わって、私達はヒマになった。


「なぁそこの6人、作業終わったんなら今日買い出し行って来てくれねぇ?買う物多くて大変なんだよこっち」


「え~~~?まぁしょうがないか。何必要なの?」


弥紗が飾り付け担当から買う物が書かれたリストを受け取る。


横からリストを眺めた荒井君は、途端に顔をしかめた。


「画用紙に折り紙にって……買う物多過ぎんだろ!誕生パーティーか!」


「あ、うちもうすぐお姉ちゃん誕生日だ」