今日もラブラブな桑村君と寧央の周りには、ピンク色のハートがフッワフワ。


「うん、楽しみだね康生♪」


普段はお転婆な寧央も恋する乙女モード全開で、秋なのに見ているだけで暑くなった。


「……ジャマしてやる…徹底的に……フフフ」


「細石…顔がコエェーよ」


一緒にメニュー表作りに取り組んでいる弥紗は、親友のラブラブが気に食わない様子。


荒井君が冷や汗を流しながら、弥紗を宥めていた。


「ねぇかえ……じゃなかった、十六夜君。そこの青色のペン取ってくれる?」


「ああ……コレか?ホラ」


「ありがとう」