チクタクチクタク……。



学校行かないと、逆に不安になる。



授業何してるのかな、とか、今何時間目かな、とか、今日の給食はおいしかったかな、とか。


学校は行きたくないけど、そういうところが気になる。


そして、私はテレビもつけずに、ソファで時計の音をきいていた。


チクタクチクタク。



そのリズムがなぜか心地よくて、わざわざテレビをつける必要もなくなった。


でも、なんかさびしい。



テーブルに置かれた、袋からでてばらばらになっているポッキー。


カーペットにおいてある、炭酸ジュース。


「太るって。。」


自分にブレーキがかからない。お菓子って怖いね。


もっと食べられそうだもん。でも、やめとく。太るから。



これから、なにしようか?まだ半日しか過ぎてないよ。一日って長いもんだ。



「ゲホゲホ!!」


「ピーンポーン。」


「誰だよ?」


「ピーンポーン」


「はいはい。今行きますー。」


「ピンポンピンポンピンポン!!!!!」


「うっさぁぁぁぁあい!」



ガラっ!!!


「うるさいっていってるでしょーーーぉ??って翼!!!!?」