「こ、ここって…」 「いいから、ついて来い」 俺はそれだけ言うと、汐莉の手を引いたまま、 歩いた。 チェックインをし、エレベーターに乗り込む。 俺は最上階のボタンを押す。 「え…部屋って45階じゃないの?」 汐莉は俺に歩み寄り、そう聞いてきた。 確かに、今日泊まる部屋は45階だ。 だが…それ以上に彼女に見せたいものがある。 「言っただろ?見せたいものがあると。その後 はたっぷり抱かせてもらうがな」 「……っ…////!なっ…」 汐莉はすぐに顔を真っ赤にし、俺から顔を背け る。