「気にしないでよ。桐山君が怒る気持ちも分かるから」 「ん?どういうこと……?」 「いや、あの時……七瀬さんの……見えちゃったから」 「見えちゃったって何が?」 「だから、あれ。ピンクの……」 ピンクの……あれ? って、もしかして……――!!!