「俺、邪魔みたいだしもう行くね」 「テメェ、逃げんのか?」 「今はちゃんと七瀬さんと向き合ってあげて。俺は逃げも隠れもしないから。じゃあ」 宮崎はそう言うと、パイプ椅子から立ち上がって莉奈に笑いかけると保健室から出て行った。 シーンっと静まり返った保健室の中で二人っきりになり、嫌な空気が流れる。