「えっ?熱」 「そう38.0℃もある」 「あたし熱があったんだ……。全然気づかなかった」 だから、あんなに体がダルかったんだ……。 暑さのせいだと思っていたなんて、あたしホントバカだよ。 「なんか七瀬さんらしい」 「そう……――?」 バチッと至近距離で目があった瞬間、宮崎君の唇に目が行った。 こうやって二人っきりになるのは、宮崎君にキスされたあの日以来だ。