ギュッと固く拳を握りしめながら魁一は一歩一歩と階段を下りてくる。 体中から漂う怒りのオーラ。 鋭く尖った視線が宮崎君に向けられている。 今のキス……魁一に全部見られてた……? 心臓がドクンっと不快な音を立てて鳴り始める。 そして、あと一歩というところで宮崎君が魁一にこう言った。