そんなに緊張してんなよ。 唇を離すと、莉奈はそわそわとあたりを見渡した。 「こ、こんなところでキス……しちゃった。どうしよう……。恥ずかしい!!誰にも見られてないよね?」 「誰もいねぇよ」 「……――でも誰かに見られてたら恥ずかしいもん」 「見せつけてやればいいだろ」 慌てふためく莉奈のために放った何気ない言葉。 すると、何故か莉奈の表情がみるみるうちに不機嫌そうになった。