「だって、お互いの気持ちがようやく通じ合ったわけだろ?一秒でも多く一緒にいたいって思うもんだろ」 「そういうもんか?」 「当たり前だろ。魁一ってホント女ゴコロが分かってないな~」 「うるせぇ」 確かに、今日から付き合うことにはなった。 でも、授業を終えると俺は即効で教室を飛び出した。 というより、飛び出さざるをえなかった。 ヤニ切れでイライラして死にそうだったから。