あたしは外のベンチでイチゴオレを飲みながら淳くんの帰りをまった。 11月の外は昼間とはいえ寒い。 「温かいコーヒーにしたらよかったのに」 と言いながら淳くんはあたしのほっぺにカイロを付けた 「あったかぁい!!ってまだ早いでしょ(笑)カイロ」 突っ込みを入れたあたしの耳に入ったのは珍しい言葉だった。 あまりにも聞き慣れなかったから理解するのに時間がかかった。