雪菜ちゃんは僕のシャツをつかみ、身を寄せた。 何もしない。 絶対に何もしない。 雪菜ちゃんは、ギュッと手に力を込めた。 可愛い、すごく可愛い。 この子のすべてがほしい。 何もしない。 ダメだ、しちゃいけない。 そんな葛藤もむなしく、 俺は雪菜ちゃんを抱きしめ、そのまま寝かせた。 雪菜ちゃんがほしい。 ただ、それだけしか考えていない。 俺は直人と同じ、男だ。 だからこそ 好きなんてもんじゃなくて、絶対に直人より上にいて雪菜ちゃんを守っていたい。