ある日、 雪菜が俺にあめ玉をくれた。 何か知らねぇんだけど、 雪菜が好きらしいあめ玉。 俺としゃべる以外 唯一雪菜が笑う瞬間が、 コレ食ってるときだと知っていた。 だから、 次の日の休み時間。 そのあめ玉を、 雪菜がトイレにいってるすきに、机の上にのっけといた。 そしたら 戻ってきた雪菜は、 キョロキョロと俺を探して、 メチャクチャ笑顔を見せてくれた。 俺は嬉しかったけど、 何か照れくさくて 机で寝たふりを決め込んだ。