秘密な男女

「うわー鬼山が怒られてるよ…」



「珍しい……」



「天変地異起こるんじゃねぇ?」





教室がざわつく




「静かに!!えー教科書の156ページ目から…」





私は静かに席に着くと小さくため息をつく




この古文の先生は、今時生徒を廊下に立たせるような先生なのだが…



私は普段の素行がいいので今回は見逃して貰えた







あんなことがあった手前、授業に集中出来るはずがない





あの後ー……