秘密な男女

「まさか逃げられるなんてー…」




俺は先生から貰った地図で何度か道を間違えながらもやっと委員長の家に辿り着いた




「ここだよな…?」




表札は合ってるな




意を決してインターホンを鳴らす




しばらくするとバタバタと音が聞こえ扉が開く




「おい…」




俺は目の前にいる委員長を思いきり睨む




「立花くん…!どうしてこちらに……?」




委員長は明らかに驚いた様子で俺を見ている