秘密な男女

「ちょっ……ちょっと待って」



立花くんの爆笑を抑える声が聞こえる






…で…出来るんならこのドアを開けたくない…





数分待っているとようやく笑いが抑まったのか立花くんが部屋に入ってきた




「何なの?」




少し怒り口調で言う





当然だ



あんなに爆笑するなんて…



酷すぎる





「あぁ…ごめんごめん。ちなみに俺は見てないから」




見てなくても笑ったでしょ!!




そっぽを向いていると部屋が静まったのに気づく