秘密な男女

「葵…」




立花くんはゆっくり私に近づく



「な…何…」




だんだんと近くなる距離にどぎまぎしてしまう




「眼鏡…かけていいよ」




「えっ……?」




昨日はかけるなって言ってたのに……




「でも…」




立花くんは私の髪に優しくキスを落とす





「二人きりの時は…外せよな」






「…ふっ…普通に言ってよ…!」




私はキスをされた髪に手をあてて赤面しながら答えた





そんな私を見て立花くんは優しく笑ったー……