こんな私が恋ですか。




さすが栞里と太陽くん!と言いたくなる程、カレーは上出来な仕上がりだった。


食べる時間が少なかったから、早めに食べちゃって片付けをしていた。


洗いもので水を使っていると手が痛いくらいに冷たい。


「うー…手が冷たい」

あたしはハンカチで手を拭きながら何気なく言った。

「俺も冷たい…」

手貸して、と優翔くんはあたしの両手を自分の両手で包み込んだ。