目の前には、目がパッチリと大きく睫毛が長くて… 髪は明るめの茶色でグリーンっぽい瞳であたし達を見詰めている。 「あっ!起きた!…大野さん、遠藤さん!下の広場に集合の時間ですよ!」 「……う、うわっ!」 あたしはびっくりして声をあげた。 フランス人形みたいに綺麗な顔立ちで、可愛い雰囲気が出てる女の子だ。 栞里はムクッと起き上がる。 「もう…凛菜煩いよ…寝起きなのに……?」 栞里も目の前の美少女を見てびっくりしている様子だった。