こんな私が恋ですか。




バスを降りて空を見渡した。

何とも綺麗な青空が広がっていなくて…

どんよりした雲がいかにも怪しい感じだった。


先生達の掛け声であたし達はグループの人と合流する。


「うっわぁ〜…1年生だけでこんなに人数いたんだね…」

「凛菜!腰引けてるよー!さっ、太陽達探すよ!」


すると、どこからかデカすぎてびっくりする程の声が聞こえてきた。


「しーおーりーちゃーん!!」


声の主は勿論、太陽くんだった。