2週間後…。 時の流れとは早いものですね。 「おはよ凛菜!」 「あっ栞里!おはよ」 「とうとう今日だね!」 「ホントに早いもんだよ…」 体育館集合のあたし達は全員が体育館で待機していた。 でも、おかしな光景だ。 女の子の人数が少ない気がする。 すると、栞里が小声でボソッと呟いた。 「彼氏のお出ましだよ」 たくさん女の子達に囲まれて優翔くんは来た。 「モヤモヤする…」