その声の主は、 「中沢くん!」 久しぶりと手をヒラヒラさせながらあたしの隣に来た。 「何か困り事?」 行動を察してくれたらしく聞いてくれた。 「あの、優翔くんを呼んでもらっていいですか…?」 「いいよ!…これからは太陽って呼んで、あと敬語は禁止な?」 「えっ?」 「友達何だし堅苦しいだろ?敬語って」 笑いながら中沢くん…太陽くんは教室に入って行った。