フワッ…と大きな欠伸をして爪を見た。 ピカピカ、バッチリ。 昨日の夜頑張って良かった。 授業の終わりのチャイムが鳴り、クラスでさよならの挨拶をするとあたしは急いで支度した。 「凛菜どうしたの?」 後ろの席の栞里が眠たそうな目を擦りながら、あたしに聞く。 「ちょっと用事があってね……お先に」 「行ってらっしゃい」 栞里は不思議そうな顔をした後、ニコッと笑い言った。 もしかして悟られた!?