栞里の頭の上にはハテナマークがたくさん並んでるように見えた。
そりゃあそうだよね…。
校内一のイケメンと合うし、知らない男の子に照れられるし。
「今日、凛菜ちゃんに直接用事がある訳じゃないんだ」
優翔くんは隣の男の子の肩を組んで、
「コイツが凛菜ちゃんの友達に一目惚れしたんだって、な?」
「まぁ…そんな感じ」
へへっ!と笑いながら男の子は話し出した。
「俺、優翔と同じクラスの中沢太陽。栞里ちゃんに一目惚れしました」
「はぁ!?」
直球のアプローチに栞里もびっくり。
栞里とあたしはポカーンと口を開けたままだった。

