昼休み。
あたしは決心した。
栞里に話して一緒に来てもらおう!
お弁当を食べながら栞里に話した。
「あのさ…栞里」
「どったの?」
いつもの親しみやすい笑顔でこっちを見て来る。
「折り入って話しがありまして…」
「畏まっちゃって〜…何かあった?相談のるよ?」
「うん」
スウッと息を吸って言った。
「昼休みに須田優翔くんって人に呼ばれてるの。お友達も一緒にって言ってたから一緒に来てほしいんだけど…」
「…えっ!?須田優翔ってイケメンの…?」
「うん」
その瞬間、栞里は目を見開き…
「ええっ!!!」
大声を出すからクラスに残っている人全員がこっちを見た。

