平日なのに空港は大混雑している。 すごい混んでる…。 優翔くんに会えるかな…? 人と人との間をすり抜け、優翔くんと待ち合わせしている国際線の所まで行く。 「まだ…来てないかな?」 辺りをキョロキョロ見渡すけど、ほんとに人が多くて見付けられない…。 あたしはウロウロ、キョロキョロ… まわりの人から見たらあたしって変な人だな、きっと…。 「みーつけたっ」 「うわっ…!」 あたしは後ろからぎゅっとされた。 こんな風に抱きしめてくるのは、 「優翔くんだ!」 ホッと一安心する。