「じゃっ!栞里!お先に!」

「うん!夏休み中、連絡ちょーだいね!」

「わかった!」



終業式が終わり、早くも夏休みモードに入ってるみんな。

だけど今日のあたしは急いで帰る。

優翔くんは、準備のため先に帰ってるから一人で帰るのだ。


久しぶりの一人で帰る帰り道は何か心細い。

いつもなら隣に大好きか優翔くんがいたから。



家に着くなりあたしは走って部屋に入り込んだ。