「すっごい素直だな!」

「ダメかな…?」

「そんな事ない。可愛いから食べたくなるけど」

「変な事言わないのー」


素直になるのも良いかもしれない。

同時に少しの寂しさが込み上げてくるけど。



「凛菜、明日ほんとに来てくれるの?」

「うん、行く!」

「わざわざ空港まで来てくれるって…何か悪い」

「謝らないでよ!ほら、やっぱり少しでも長く優翔くんといたいから」

「俺も凛菜といたい。ありがとな」


あたしの唇に優翔くんの唇が重なった。

甘い、甘いキスをした。