寂しいと言って泣きそうだったあたしはやっぱり栞里には、見透かされてたんだ。
「あっ、あとね!明日、終業式終わったら優翔くんの見送り行って来るの」
「空港まで?」
「うん!」
「そんな事したら、愛しの彼まで泣いちゃうんじゃなーい?」
「い、愛しの彼って!」
「熱いね〜!夏の気温だけで暑いのは十分なのに!」
栞里があたしをからかってくる。
「もうやめてよね!」
「やっと普通に笑ったね」
「…見透かされてた…」
「もっちろん♪」
いつもこの子はあたしを元気にしてくれるなー…。
栞里ってすごいや。
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