こんな私が恋ですか。




「おっと…大丈夫!?怪我してないか?」


あたしを抱きしめたまま優しい笑顔で問い掛ける。


「ご、ごめんね!優翔くん!」


優翔くんの腕の中から、すぐに抜け出し小走りで教室へ戻った。



「はぁ〜…」

助けてくれたのに素っ気ない態度取っちゃったな…。

ため息混じりに少し後悔する。


でも…嘘だよね?

こんな噂…



「優翔くんね…夏休み中にアメリカに転校しちゃうらしいよ」