「優翔くんね……」 あたしはこの話しを聞いてしまった瞬間、噂で嘘であってほしいと思った。 思わずその場を走り去ってしまった。 真偽を確かめたいと前向きに思う気持ちと、噂だ…信じたくないと思う気持ちが交差する。 だって… せっかく二人で心開いて仲良くなってるのに… むしゃくしゃしながら階段を走って駆け降りる。 すると、 「きゃあっ…!!」 階段に躓き見事に落ちそうになった。 やばい…落ちる! だけど、そんなあたしを受け止めてくれたのは優翔くんだった。