「……優翔くん」 「なぁに?」 今度はあたしを抱きしめる。 悔しいけど、心臓がドキドキする! 「あの…着替えられないんだけど…」 「良いじゃん」 「良くないよ!出てってくれないと着替えられない!」 「はいはい、ごめんね!」 あたしは優翔くんをバシバシ叩きながら、部屋から出した。 優翔くんからはスエットを借りた。 あたしが着るとブカブカで、こういうの見るとやっぱ優翔くんって男の子だな、って思う。 手はブカブカだし、脚は引きずるし… 貸してくれたことに感謝しなきゃね。