教室に戻れば案の定、お二人さんに冷やかしの嵐。 二人とも無駄に感が良いからバレてたみたいで…。 あたしは窓の外を見て空を見上げた。 「怪しい天気だなぁ…」 まさに、今にも雨が降りそうな感じ。 「あーもう…雨降りそうじゃん…」 栞里も隣で呟いた。 「ねー…湿気で髪がまとまらなくなるから嫌!」 我が儘言ってる乃々愛ちゃん。 っていうか、雨降らないでほしいな今日は…。 優翔くんと帰る約束してるし。 こんな日に限って傘忘れるし…。 機嫌の悪い空を見詰めながら、ぼんやり考えていた。