「そんなことがあったんだ…」 あたしは今の優翔くんから考えられない過去を聞いてびっくりした。 「だからな、凛菜。誰にでも嫌になる過去の一つくらいあるんだよ…」 「うん」 「独りで悩まないでさ…何かあったら些細な事でも良いから、俺に言って。約束」 小指をあたしに向ける。 「じゃあ…優翔くんもあたしに相談してね?約束」 「あぁ」 二人で指切りをした。