「あれ〜…凛菜じゃん。久しぶり〜」 あたしがフッと上を見ると中学時代の同級生がいた。 キツイ香水の匂いを漂わせ濃い化粧。 金髪でスカートもかなり短い。 この子は確か、あたしの地域じゃ有名なヤンキー校に入学した。 過去を思い出しゾワッと怖くなる。 平然を装って普通に会話する。 「久しぶり、だね」 そしたら下品に笑いながら言った。 「そんな難くなんなよ〜…やっぱり今だに人嫌いなの?」 中学時代がフラッシュバックする。 お願い… やめて。