こんな私が恋ですか。




あたしはどれくらいの間、寝ていたのだろう。

目を擦ってムクッと起きてキョロキョロする。


隣に目をやると優翔くんが規則正しい寝息を立てて寝ている。


「こんなイケメンがあたしの彼氏なんだ…」


前までのあたしからは全く考えられない。

前まで、というか中学の時までのあたしからは。


「かっこいい…」

顔をジーッと見詰めてしまう。

「そんな褒められると照れる」

パチッと優翔くんの目が開く。


もしや聞かれてた!?


「聞いちゃった♪」

「えっ!」

「大好きな子にかっこいいって言われるのは嬉しいなぁ〜」


今度から言葉に気をつけよう…。