「ねぇ優翔くん下ろしてくれないかな…」
あたしは膝の上に乗せられたまま、顔を真っ赤にして言う。
「恥ずかしいんだ、可愛いなぁ〜ホント」
「可愛いとか関係ないからね!」
「いやいや関係あるって。食べちゃいたい」
「あたしは食べれません!」
優翔くんのペースに完全にのまれてるあたし。
大好きでずっと離れたくないけど、膝の上はハードル高すぎでしょ!
だけど、優翔くんの傍にいると暖かい。
「優翔くんってさ…暖かいよね」
「凛菜も暖かいけど」
ギュッと強く抱きしめられる。
「…苦しい…」
ごめん、と優しくあたしに微笑みかける。
「眠たくない?」
「ちょっと眠い…」
あたしは優翔くんの腕の中でウトウトしていた。

