こんな私が恋ですか。




「待って…!」

あたしは振り向いた。

「ごめんなさい…それから、ありがとう」


彼女はニコッと笑う。

笑ったらこんなに可愛いんだよね、この子は。

もしも、優翔くんと乃々愛さんが付き合っていたなら…


あたしと違ってとてもお似合いだと思う。


素敵な過去として、思い出として閉まっておける…

そんな思い出を作れるようにしよう。


だからあたしも笑って返した。


「ありがとう」