敵さんもなかなかやりますねぇ…。 これは完全にあたしと優翔くんを別れさせる気だな。 余計なことが頭を過ぎると勉強に集中出来なくなるよ…。 「今日は勉強やめた!」 「やめるの?」 「やめるー…」 鞄に教科書やノートを適当に詰め込む。 「じゃあ、帰ろうか」 「うん」 差し出された左手に右手を重ねた。 学校内で手を繋いでいると誰かに見られたら、どうしよう…何てことでドキドキしてるのか、 繋いでる手の暖かさにドキドキしてるのか… 久しぶりの感覚かも。