朝の廊下を一人でトボトボ歩く。


昨日は結構遅くまで栞里とカラオケに行き騒いでいた。

家に帰るの遅くなってお母さんにちょっと怒られちゃったり…。


しかも今日はきっと乃々愛さんに呼び出しくらうはず。

それを考えると頭も心も不安になってしまう。


う〜…と一人で頭を抱えて歩いてると後ろから、頭をグシャっと撫でられた。


「うわぁ…も〜…誰…」

「おはよっ、凛菜」


明るく笑う優翔くんがいた。