すると彼女は、 「だってこんな外人顔なのに、名前が全部漢字だし…ハーフなのに外人に間違えられちゃう」 痛々しい笑顔を見て思った。 過去に傷付くようなことがあったんだ、この人は。 「あたし…中学の時にね…」 乃々愛さんが話しだした。 「この顔と髪の色がコンプレックスだったの。みんなと違う…から」 あたしは相槌をうちながら話しを聞く。 「クラスメートにからかわれたりもあった…」 悲しそうな顔からちょっと明るい顔になり言った。 「その時に助けてくれた人がいたの」