「ゆ、優翔くん!風邪引いちゃう…」 「俺は大丈夫」 そう言って笑ってみせた。 星空があたし達を照らす。 シーンとした空気に耐えられなくなったあたしが口を開いた。 「星!星…綺麗だね?」 「そうかなぁ…」 「…えっ?」 あたしの肩を抱きしめながら言った。 「星より凛菜の方が綺麗だなぁ……何て言ってみたり」 意地悪な感じの笑顔であたしをギューッってしてくる。 「ベ、ベタすぎるなっ!」 照れ隠しでそっぽを向いた。