あたしと栞里で1階をうろつき外に出ようとすると、
「凛菜と栞里ちゃんじゃん」
優翔くんとバッタリ。
優翔くんの後ろを続き太陽くんも来た。
「栞里ちゃーん、会いたかったっ♪」
「抱き着くなコラ」
栞里と太陽くんは相変わらず、のろけを見せてくる。
あたしは頬を少し染めながら二人のやり取りを見ていた。
「あの二人は置いといて…凛菜どしたの?」
優翔くんはあたしの肩に手を置きながら聞いてきた。
「星が綺麗だから外に見に行こうってなって」
あたしの言葉を聞き流して、いつもの様に左手を差し出してくる。
「俺と行かない?」
ゆっくり右手を重ねて歩きだした。

