「空!空見て!」 栞里が部屋へ戻る途中の廊下で窓を指差しながら叫ぶ。 「うわあ…」 さっきまで土砂降りの雨が降っていたと思えないくらいに、満天の星空が広がっていた。 「凛菜!外に見に行こーよ!」 「…行っちゃっていいの?」 「良いも悪いもないよ!雨のせいで肝試し出来なくなっちゃったんだから!」 肝試しの代わり!と言い、あたしの腕を引っ張りながら外へ向かう。