綺麗な人だなあ、とうっとりしてしまう。 「美里ちゃん……だよね。ねぇ、誰と契約するの??」 音宮さんが、机に頬杖をつきながら、にやっと私を見上げた。 またそれがなんともかっこい……って、え? 聞き慣れない単語に、首を傾げる。 「契約?」 「あれ、聞いてないの?」 黒田さんが、ちょっと驚いたようにいう。